7/28、KDDIは、「国際オペレーター通話」等のサービスを2010年3月を持って終了すると発表しました。
「国際オペレーター通話」等の業務は、パート・契約社員の均等待遇や雇用の安定を求めて闘っているKDDIエボルバユニオンの組合員が行っている業務です。
「国際オペレーター通話」サービスの終了は、海外でのテロや災害、事故時の緊急連絡の手段を国民から奪うだけでなく、高齢者などの通信弱者の切捨てにもつながります。
KDDI国際電話センターに勤務する約140名のオペレーターは、「オペレーター通話」等の接続業務以外に、ダイヤル方法や時差、番号案内などを行っていますが、こうした国際電話に関連する案内業務が継続されるのかどうかも未定とのことです。
利益のみを追求し、緊急時に必要とされる公共性の高いサービスの廃止を発表したKDDIの利用者軽視の企業方針にKDDIエボルバユニオンは断固、反対します。
8/11、KDDIエボルバユニオンは、国際オペレーター通話終了方針の撤回を求めてKDDIに団体交渉申し入れを行いました。
団体交渉の主な要求事項は以下です。
1、KDDIエボルバユニオン組合員の職場を奪い、組合員の労働条件に多大な影響を及ぼす2010年3月31日付「国際オペレーター通話」「ジャパンダイレクト」「国際無線電話」サービス終了方針を撤回すること。
2、同サービス終了の理由、必要性、影響等について説明するとともに、組合と協議すること。
3、KDDIエボルバユニオン組合員の職場環境について、以下の整備を実施すること。
①トイレの増設(KDDIビル26階・女性トイレの圧倒的な不足状況の改善)
②女性用休養室の設置(労働安全衛生規則618条に基づく男女別休養室)
③ブラインドの付け替え等による日光の遮断
④KDDIビル地下出入口の開門時間の繰上げ
⑤国際電話オペレーターが使用するノート型パソコンの改善
4、KDDIエボルバユニオンがKDDIエボルバに休憩室の掲示板利用を申し出たとこと、KDDIが組合員の勤務する26階休憩室の掲示板のみを撤去したことについて釈明すること。
しかし、2008年8月22日、KDDIは団体交渉を拒否する旨を回答しました。
「国際オペレータ通話」サービスの終了方針や職場環境の改善について、話し合いさえ行わないという理不尽な対応でした。
もう一度、団体交渉を申し入れたうえで、KDDIが再度拒否するようであれば、不当労働行為として労働委員会に訴えていく予定です。
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